アオバの家

主要用途:住宅
所在  :横浜市青葉区
敷地面積:128.43㎡
延床面積:102.70㎡
構造  :木造
構造設計:OUVI inc.
施工  :山洋工業株式会社
家具  :KENRIKI
設計期間:2011年03月~2011年08月
施工期間:2011年09月~2011年12月
撮影  :雨宮秀也
敷地は、比較的新しい住宅街、いわゆるベッドタウンと呼ばれる場所にある。前面道路から10mほど敷地内通路を介し、4方向全てを隣家の壁で囲まれた旗竿敷地である。周囲の住宅は、誰が決めたかわからないルールに支配され、窓は同じ方向を向き、庭は同じ場所に取られて並んでいる。しかし、少し角度を変えて観察すると、東南に正対するこの敷地には、隣地の建物と庭の隙間から、朝や昼、夕方にそれぞれ異なる方向から光が差し込んでいた。つまり、旗竿敷地においては、周囲と並列させずに隣地の隙間から距離をとることが「居心地の良さ」を生む重要なポイントになると気がついた。

そこで、東西南北に向いた四角いボリュームを隣地の隙間から距離をとって配置し、残りは敷地の形状に沿ったボリュームと重ね合わせた。敷地を訪れた時に感じた光の入り方と同様、内部でも2つのボリュームに少しだけ距離をとり、隙間を設けた。その結果生まれたのが、三角形の庭2つと、スリット状に差し込む光。外部においては、周囲の住宅に圧迫感を与えないようにし、隣家の隙間から光を取り込む。その結果、2つのボリュームの隙間から家中に光を落とすのである。 一方、内部空間では角度を振った外観の構成とは別のロジックでプランニングを行った。それは、これから変化していく、家族と暮らしに対応できる住まいにするためである。玄関ーリビングー寝室という距離の序列は、家の中にある公私を決める大切な要素である。特に、家の中でもっとも大きい場所となるリビングとそこにつながる庭は、奥行きを持つ空間をつくりだす最も重要な関係となる。2階の個室空間は角度を振った壁によって大きさと開放度の異なるスペースをそれぞれ計画し、暮らしの用途と変化に合わせて使い分けられるようにした。最後は夫婦2人の空間として大きなワンルームに戻すことも可能なように、内壁は構造と切り離した壁(パーテーション)になっている。

隙間から生まれた光と庭、そして庭とつながるリビング、変化する個室、光と空気と視線の抜け、肌に触れる素材感。全ての操作は、「居心地の良さ」に着地する。これは、時代に左右されない普遍性を持つ身体的な感覚である。
Houses around this site have all of the windows and gardens facing south direction. We felt like most designers agreed upon a certain rule in design. When we first visited this site, we were surprised that it was surrounded by houses and it was very dark. But we found the sunlight from the gaps of the houses. We thought that setting up proper distances among houses is important to get enough sunlight for this site.

At first, we made two volumes on the south and north sides. We decided to rotate the center square volume to 45 degrees to make enough distance from the houses on the north side. On the other hand, the south side of this house is positioned along with the shape of the site. At the same time, we provided a gap between the two volumes. As a result, it created two triangle gardens and provided some light from the small opening on the inside. We mean that this house can get enough sunlight from the gaps of the neighboring /surrounding houses on the outside and gaps from the two volumes from the inside. On the other side, there is another concept to make in planning. Each room is arranged in certain order putting into consideration how family/users are going to use them in daily life. There are no doors provided for each space. We created a common passage/hallway for the spaces. The entrance, kitchen, dining room, living room, kids room, and bedroom were placed right next to each other. The relation of the two gardens and the living space is the most important. We notice that the family spends the longest time in the living space so we made the design more flexible.

The living space could be extended to the garden to provide a wider space. The living space on the first floor gets enough sunlight from the small opening from the inside and two gardens which have enough distance from the neighboring houses. That makes the space bright the whole time during the day.
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Process

1.相談、雑談、現地訪問 (交通費別途)

SKALに興味を持っていただいたらまずご相談ください。メールよりもインスタのDMなどSNSでお問い合わせいただく方が気づきやすいです。メールは埋もれがち。。。。
対面もしくはzoomで、面談や雑談をさせていただき、SKALの人間性を見てください。
提携している不動産仲介会社がありますので、土地から一緒に探すことも可能です。不動産の価格価値が低くても、我々建築家が、気持ちの良い暮らしという観点から見たときに、最高の土地になる可能性も大いにあります。建築家との土地探しの醍醐味を堪能して下さい。

2.プレゼン提案¥100,000(交通費別途)

お話が弾んできたら、コンセプトスケッチの提案と模型作成をします。具体的な計画の判断はもちろん、計画がまだ先であっても、将来どういう家が建つのかちょっと知ってみたいという場合でも構いません。また、購入しようかどうか悩んでいる土地に対して具体的なイメージをつける意味合いでもよいでしょう。

3.建築士業務委託契約

提案を気に入っていただけて、SKALで家を建てよう!と決意していただいたら、いわゆる設計契約を結びます。ここから本格的に家づくりのスタートです。設計は一つ一つじっくりと取り組みます。大体契約してから入居できるまで概ねですが1年~1年半前後かかると思ってください。

●業務内容

基本設計、実施設計、確認申請、施工会社選定、見積もり精査、施工監理

●設計監理料

マンションリノベーション¥30,000/㎡(施工床面積)
木造2階建て¥40,000/㎡(施工床面積)
木造3階建て¥44,000/㎡(施工床面積)
鉄骨造、RC造¥50,000/㎡(施工床面積)
※構造設計費、設備設計費は別途かかります(構造や条件に合わせて費用が変わります)。
※個人住宅以外の設計料は別途ご相談ください
※消費税は別途とさせていただきます。

Profile

敷浪 一哉
Shikinami Kazuya

一級建築士 大臣登録第295466号
​日本建築家協会 登録建築家

PROFILE

1975年   北海道生まれ
1998年   東海大学工学部建築学科卒業
1998年~  YOURSPROJECT勤務
2001年~  工務店勤務
2004年~  (有)シキナミカズヤ建築研究所設立

AWARD

すまいの環境デザインアワード2011住空間デザイン優秀賞
第3回家づくり大賞快適空間賞
第3回家づくり大賞生活提案賞
すまいの環境デザインアワード2016LiVES賞
LOCAL REPUBLIC AWARD 2020 佳作

Company

会社名

有限会社シキナミカズヤ建築研究所

設立年月日

2004年3月3日 設立

資本金

300万円

代表者名

敷浪 一哉

所在地

神奈川県横浜市青葉区青葉台1-5-4-3F

メールアドレス

info@shikinami.net

登録番号

一級建築士事務所 神奈川県知事登録 第19032号

Purpose

真の魅力を掘り起こし
自由で豊かな「未来」を創り続ける

Philosophy

あなたが語る夢を読み込み
暮らしをデザインします
与えられた自然を操作し
感情をデザインします
二つのデザインの先に見えるものは
普遍的な居心地の良さであり
住まいの根底にあるものなのです

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SHIKINAMI KAZUYA

ARCHITECTURAL LABORATORY